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知っておきたい家族葬

夫婦や兄弟姉妹などご家族で宗教宗派が違う場合はご葬儀やお墓はどうなるの?


夫婦や兄弟姉妹などご家族で宗教宗派が違う場合はご葬儀やお墓はどうなるの?

ご葬儀で問題になることの1つが「宗教宗派」になります。例えば、ご家族の中で夫婦で違う宗教を信仰していたり、兄弟姉妹で信仰する宗派が違う場合もあります。日常生活においては問題はあまりありませんが、ご葬儀となると話が変わってくるのではないでしょうか。

この記事では、ご家族で宗教宗派が違う時のご葬儀はどうすればよいのかについてご説明します。

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ご家族の中で宗教宗派が違う場合のご葬儀とは?

ご各ご家庭によって宗教やご葬儀に対する事情は様々です。そのため、故人様とご家族の宗教宗派が違う時のご葬儀は、「これが正解」というものはありません。しかし、ご家族で宗教宗派が違う場合のご葬儀には、いくつか例がありますので、以下でご紹介します。

1.故人様の宗教を尊重する

故人様のご遺志に沿った宗教宗派でご葬儀を執り行い、ご供養も故人様のご遺志に沿う方法です。この方法では、ご家族やご親族の意見は取り入れにくくはなりますが、故人様のご遺志が最も尊重されます。

2.ご葬儀を無宗教で執り行い、追善供養などは故人様のご遺志に沿う

この方法では、故人様と異なる宗教宗派のご家族もご葬儀を執り行いやすく、故人様の希望も叶います。

3.告別式を区切って行う

告別式を前半後半の二部制にする方法です。例えば、前半は無宗教で誰でも会葬できるようにし、後半は故人様が信仰されていた宗教・宗派で執り行うといった形になります。この方法では、告別式は多少複雑なものとなりますが、ご家族の意見も故人様のご遺志も取り入れられるといった利点があります。

4.お通夜式と告別式を異なる形式にする

お通夜式は無宗教で執り行い、司式者は呼ばずに故人様の好きだった音楽をかけるなどして過ごします。そして、告別式では司式者をお呼びし、故人様もしくはご家族・ご親族の宗教・宗派で執り行う方法です。

ご家族で宗教宗派が違う時に準備しておくとよいものとは?

もし、ご家族で信仰されている宗教宗派違う場合は、事前にご家族と亡くなられた際にどのようなご葬儀にしてほしいかやご自身が信仰する宗教宗派についてのお話などをきちんと話し合っていただく、もしくは「エンディングノート」を活用するようにしましょう。

「エンディングノート」のご葬儀に関して記入する項目で、ご自身がどのような宗教宗派を信仰しているのかなどを記入できます。また、「エンディングノート」は何度も書き直すことができますし、容易に手に入れられるため、ご家族に苦労をかけないためにも事前に用意しておくことよいでしょう。

ただし、「エンディングノート」には法的拘束力がないため、その点は注意しましょう。

宗派が違う司式者にご葬儀は頼めるのか?

仏教には様々な宗派があります。同じ仏教でも宗派によってよりどころとするお経や死生観などが変わるため、基本的に特定の宗派の司式者が違う宗派のご葬儀を執り行うことはできません。

ただし、最近では葬儀社に司式者やお寺を紹介してもらうことができますので、お困りの場合は葬儀社に相談するようにしましょう。

宗教宗派が違う場合のお墓とは?

ご家族の中で宗教宗派が違うと、ご葬儀だけでなくお墓にも影響があり、同じお墓に埋葬できないこともあります。例えば、寺院墓地の場合は、その宗派の信者のみを供養する場合が多いので、宗派が違う場合は同じお墓に入れない可能性があるのです。

そのため、ご夫婦で同じお墓に埋葬されるには、公営墓地や民間霊園であれば宗教宗派が不問のところが多いので、そちらに夫婦墓(ふうふばか・めおとばか)を建てるとよいでしょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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