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年末年始のご葬儀ってどうすればいいの?年末年始での注意点をご紹介


年末年始のご葬儀ってどうすればいいの?年末年始での注意点をご紹介

ご不幸は、時期を選ばず突然やってきます。日本人の年間死亡数の3割近くが12月~2月の年末年始に集中しています。では、もしご不幸が年末年始に起きてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。そもそも葬儀社や火葬場はやっているのでしょうか。

この記事では、年末年始にご不幸があった場合のご葬儀についてご説明します。

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年末と正月三が日は避けてご葬儀を執り行う

年末年始にご家族が亡くなられた場合、一般的に年末の12月30日や31日、正月三が日を避けてご葬儀を執り行います。大晦日である31日は各ご家庭で大掃除などの予定が入っていることが多く、正月三が日も同様にどのご家庭でも予定が入っていることがほとんどです。したがって、年末の30日や31日、正月三が日にご葬儀へのご会葬を求めてしまうと、ご会葬者の方々に大きな負担がかかってしまうので、基本的にこの期間はご葬儀を執り行うのを避けるのが一般的です。

ただし、ご家族やご親族だけで執り行われる家族葬といった小規模のご葬儀の場合にはこの限りではありません。ごく近しいご親族だけで密葬を執り行い、1月4日以降に執り行われる本葬で友人・知人やその他のご親族にご会葬していただくという方法もあります。

正月三が日は火葬場がお休み

ご葬儀を年末と正月三が日に避ける別の理由としては、ほとんどの火葬場が正月三が日が休みとなっているので、火葬が執り行えない点があげられます。

そのため、ほとんどの火葬場の休みが明ける1月4日以降にご葬儀の日程を決めなければいけませんが、休みが明けた1月4日以降は例年火葬場が非常に混み合います。火葬場の予約状況によっては、故人様が亡くなられてからご葬儀までに10日以上要することもあります。その場合、火葬は順番待ちになってしまうため、ご遺体の安置場所を考えなければいけません。

すぐに葬儀社に連絡を入れる

正月三が日など火葬場が休みの場合は火葬が執り行えないのは先述しましたが、そうなるとご遺体を安置する場所を用意しなければいけません。そのような場合は、すぐに葬儀社に連絡を入れましょう。葬儀社は基本的に365日24時間やっておりますので、もしもの時に連絡を入れてもすぐに対応してもらえます。

ご不幸が年末年始にあった際のその他の注意点

年末年始にご不幸があった場合、正月三が日は火葬場が休みであるためご遺体を安置する場所を考えなければならない以外にも気を付ける点がいくつかあります。

菩提寺などには早急に連絡を

年末年始は菩提寺や教会などで様々な行事が入っているため、当然司式者の方々もとても忙しくされています。したがって、1月4日以降に執り行う予定のご葬儀を確実におさえてもらうためにも、早急に連絡を入れましょう。

手元に現金のご用意をお忘れなく

ご葬儀では、支払いが必要となる場面が何かしらあります。しかし、年末年始に休業している金融機関も多いため、ATMの利用時間が普段よりも短かったり、そもそもATMを利用できないこともありますので注意が必要です。

年末年始は面会できない施設も

故人様のご遺体を公営斎場に安置されていると、公営斎場も年始は休みとなることが多いので、お線香を上げたり、故人様と面会ができない場合もありますので注意しましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

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