株式会社家族葬
tel:0120-321-010
tel:0120-676-001

意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決

知っておきたい家族葬

喪中期間のお歳暮は控えた方がいいの?お歳暮のマナーや注意点とは?


喪中期間のお歳暮は控えた方がいいの?お歳暮のマナーや注意点とは?

喪中の期間は、派手なお祝いを控えるようにするのが一般的ですが、年末にお贈りする「お歳暮」は喪中の期間でもお贈りしてもいいのでしょうか。お歳暮は、1年間のお礼や日頃からお世話になっていることへの感謝の気持ちを伝えるためにお贈りするものですので、できればお贈りしたいものです。

この記事では、ご自身やお歳暮をお贈りする予定の方が喪中の期間だった場合にお歳暮を贈ってもいいのかなど、喪中の期間におけるお歳暮のマナーについてご説明します。

コンテンツ

お歳暮の意味や由来とは?

お歳暮は、「年(歳)の暮れ」、つまり「年末」に1年間お世話になった方へお礼や感謝の気持ちを伝えると共に「これからも宜しくお願いします」という想いも込めて贈り物をする、日本独特の習わしです。お歳暮の由来は、江戸時代に商人が年末に贈り物を持参して挨拶周りをしたのが原型と言われています。

お歳暮は誰に贈らなければいけないという決まりはありませんが、一般的に日頃お世話になっている方にお贈りします。例えば、会社の上司や恩師、離れて暮らしているご両親や配偶者の両親などにお贈りすることが多いですが、お世話になった方全員に贈る必要はありません。贈る相手を決めるポイントは「今後も長く付き合いがあるか」「毎年贈り続けられるか」となります。

喪中にお歳暮をお贈りしても大丈夫なの?

喪中の期間にお歳暮をお贈りしても大丈夫なのかということですが、結論から先に申し上げると、喪中の期間にお歳暮をお贈りしても問題はありません。そもそもお歳暮は、お祝い事のためにお贈りするものではなく、日頃お世話になった方にお礼と感謝の気持ちを伝えるためにお贈りするものですので、お祝い事を控えるべき喪中であってもお贈りすることに問題はありません。

もし喪中の期間にお歳暮をお贈りするのが気になるようであれば、お歳暮をお贈りする方に事前に断りの連絡を入れて、了解を得た上で時期をずらし、「寒中見舞い」としてお贈りするとよいでしょう。

喪中のお歳暮に関する注意点

喪中の期間であってもお歳暮をお贈りしても問題ないと先述しましたが、ご自身やお相手が喪中期間の場合、お歳暮をお贈りする際や受け取った際に気を付けたいポイントがいくつかあります。以下でポイントについてまとめましたので見ていきましょう。

適切な熨斗(のし)と水引を選ぶ

喪中の期間にお贈りするお歳暮は、通常のお歳暮とは熨斗(のし)や水引が異なります。通常のお歳暮には「蝶結びの紅白の水引が書かれた熨斗紙」をかけますが、喪中の期間にお贈りするお歳暮には「水引がない無地の掛け紙、または短冊」をかけましょう。なお、こちらに関してはご自身と先方のどちらが喪中であっても同様になります。

忌中の期間は避ける

喪中の期間はお歳暮をお贈りしても問題はありませんが、「忌中」すなわち「四十九日」の間はお歳暮をお贈りするのは控えましょう。忌中の期間は、ご遺族は様々な対応をしなければならず、まだ心も落ち着いていないため、相手の立場になって心情を察することを第一としましょう。そのため、忌中の期間にお歳暮をお送りするのは避け、四十九日が過ぎた「忌明け」後にお贈りしましょう。

故人様宛にお歳暮をお贈りしない

お歳暮をお贈りする際は、故人様宛にお歳暮をお贈りせず、故人様のご家族宛てにお歳暮をお贈りするようにしましょう。なお、お世話になった故人様のご家族であってもそれほどお付き合いがないようであれば、この機会にお歳暮をお贈りするのをやめるのが一般的です。

お歳暮に添える手紙では「祝いの言葉」は避ける

お歳暮をお贈りする際には、お贈りする品と共に手紙を添えるのが一般的です。もし、お歳暮に手紙を同封できないようであれば、お歳暮の品が到着するのと合わせて手紙が届くようにしましょう。なお、喪中期間の方にお歳暮に添える手紙をお送りする際は、「祝いの言葉」の使わないようにしましょう。

故人様宛のお歳暮が贈られてきた場合にもお礼状を

喪中の期間に故人様宛にお歳暮が贈られてきた場合、先方はご不幸を知る前にお歳暮の手配をしてしまったか、ご不幸を知らないかと考えられます。その場合は、贈り物に対するお礼状を出して、そのお礼状には贈り物へのお礼のほか、当人が亡くなったことを知らせる内容にしましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

初めての方へ

プラン

家族葬が可能なエリア

葬儀の知識

トピックス