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髪にワックスをつけてお葬式に参列してもいい??男性の髪型マナーを解説


髪にワックスをつけてお葬式に参列してもいい??男性の髪型マナーを解説 NEW

厳粛な場であるお葬式に参列する際は、清潔感が求められます。しかし、お葬式にはさまざまなマナーが存在するため、「ワックスで髪を整えてもいいのだろうか」と気になっている男性も多いでしょう。

本記事では、お葬式におけるワックスの使用の可否について解説します。弔事の場にふさわしい男性の髪型についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

コンテンツ

髪にワックスをつけてお葬式に参列してもいい?

結論からいうと、髪にワックスをつけてお葬式に参列しても問題ありません。ここでは、お葬式におけるワックスの使用の可否について詳しく解説します。

適量であれば使って問題ない

お葬式に参列する際、髪につけるワックスは適量であれば使って問題ありません。弔事の場では、華美なものを避けるのが基本です。ワックスのつけすぎにより、髪に光沢が出てしまうのはマナー違反にあたるため、光沢が出すぎないように注意しましょう。

地域や宗派による違いはある?

お葬式のマナーは、地域や宗派によって異なります。ワックスの使用をはじめ、髪型や髪色のマナーに関しても地域差・宗教差があるため、事前に確認しておくと安心です。

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髪にワックスをつけてお葬式に参列する場合の注意点

一般的に、お葬式におけるワックスの使用は問題ないとされています。しかし、ワックスの使い方によってはマナー違反になる可能性もあるので注意が必要です。ここからは、髪にワックスをつけてお葬式に参列する場合の注意点を3つご紹介していきます。

清潔感のある髪型にする

お葬式は、亡くなった方を弔うための重要な儀式です。髪にワックスをつけて参列する場合は、厳かな雰囲気に合わせ、清潔感のある髪型にすることを意識しましょう。弔事の場ではおしゃれを意識した髪型はNGですので、ワックスをつけすぎたり、毛先を立てたりするのは控えるようにしてください。

光沢が出すぎないワックスを選ぶ

髪に光沢が出すぎると、華やかな印象が強くなってしまうため、使用するワックスにも注意が必要です。お葬式に参列する際は、髪に光沢が出にくいマットな質感のものを使うとよいでしょう。整髪料にはさまざまな種類がありますが、ジェルなどは少量であっても光沢が出やすいため、弔事の場では使用を控えるのが無難です。

無香料のワックスを選ぶ

ワックスの中には香料が含まれているものもあります。お葬式では匂いがやや強いものは避けたほうがよいとされているため、ワックスを使うのであれば無香料のものを選びましょう。

お葬式にふさわしい男性の髪型は?

お葬式にふさわしい男性の髪型は、清潔感のあるヘアスタイルです。ここでは、髪が短い場合と長い場合に分けて、お葬式にふさわしい男性の髪型をご紹介します。

短髪の場合

髪が短い場合は、以下の3つのポイントを押さえた髪型でお葬式に参列するのが望ましいです。

<お葬式にふさわしい男性の髪型(短髪の場合)>

●前髪が目にかかっていない

●全体的に短く整えている

●髪の形状を変えていない(ストレートまたはストレート寄りのパーマなど)

前髪が目にかかっていたり、強いパーマをかけたりしていると、清潔感に欠ける印象を与える可能性があります。ご遺族や他の参列者に不快な思いをさせないためにも、できるだけ清潔感のある髪型にすることを心掛けましょう。

長髪の場合

髪が長い場合は、以下の3つのことを意識した髪型でお葬式に参列するのが望ましいです。

<お葬式にふさわしい男性の髪型(長髪の場合)>

●髪を後ろにまとめている

●前髪が目にかかっていない

●耳が隠れないようにしている

女性と同様に、男性も髪が長い場合には耳の後方で結ぶことが推奨されています。加えて、清潔感が損なわれないよう、耳が隠れないようにすることも大切なポイントです。

パーマやカラーを施している場合

パーマはおしゃれのために行うものであり、その見た目からも華やかな印象を与えてしまいます。わざわざ元に戻す必要はありませんが、髪が短い方は整髪料でストレートに近づける、髪が長い方はゴムで後ろにまとめるといった配慮が必要です。

また、お葬式に参列する際の髪色は、黒色がふさわしいとされています。そのため、カラーを施している場合は、黒色またはそれに近しい色(暗めの茶色)に染めるのが望ましいです。髪を染め直したくないという方は、スプレーの利用を検討してみましょう。

髪型以外で気を付けるべきポイント

お葬式に参列する際は、髪型以外にも注意したいポイントがいくつかあります。最後に、服装・持ち物・香典の3つに分けて、基本的なマナーをご紹介します。

服装のマナー

お葬式では、喪服を着用するのがマナーです。喪服には正喪服、準喪服、略喪服という3つの格式があり、ご遺族は正喪服または準喪服、参列者は準喪服を着用します。

また、ネクタイやベルトなどの小物にもマナーがあるので注意が必要です。以下の表に、お葬式における男性の服装の基本マナーをまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

お葬式の際に身につけるもの 基本的なマナー
ネクタイ 黒無地のものを着用(ネクタイピンは不要)
ベルト 黒色でシンプルなものを着用(ベルトは革製でも問題なし)
靴下 黒無地のものを着用
黒色で光沢・装飾がないものを着用(靴は革製でも問題なし)

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持ち物のマナー

男性の場合、お葬式に必要な持ち物はポケットに入れるのが一般的ですが、バッグを持ってはいけないというわけではありません。バッグを持参したいという方は、黒色でフォーマルなものを選びましょう。

また、お葬式で使用するハンカチは白色または黒色が基本です。仏式のご葬儀に参列する際は、自分用の数珠も必要になるため、お持ちでない方はこの機会に準備しておきましょう。

香典のマナー

お葬式に必要な持ち物の一つに、香典があります。香典を用意するときのマナーは、以下のとおりです。

<香典のマナー>

●新札を使わない(新札しかない場合は折り目をつける)

●お札は裏向きにして入れる

●相場からかけ離れた金額を包まない

●お札の枚数と合計金額(万・千の位)が奇数になるようにする

●忌み数(4・9)を含む金額を避ける

●故人様の宗教・宗派に合わせて表書きを書く

また、香典は袱紗(ふくさ)という布に包んで持ち歩くのがマナーです。香典を直接お渡しする場合は、渡す直前に袱紗から取り出し、香典と同じ大きさに折り畳んだ袱紗の上に載せてお渡ししましょう。

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まとめ

お葬式に参列する際、髪を整えるためにワックスを使用するのは問題ありません。しかし、お葬式は厳粛な場であり、ワックスを使う場合には光沢が出すぎないようにしたり、無香料のものを選んだりといった配慮が求められます。お葬式のマナーは地域や宗教によって異なるため、この機会に確認してみるとよいでしょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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