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七回忌で香典はいくら包めばいい?関係別の金額相場、包み方や書き方も解説


七回忌で香典はいくら包めばいい?関係別の金額相場、包み方や書き方も解説 NEW

七回忌法要に参列するときは、香典を持参するのが一般的です。しかし、七回忌は執り行わないケースもあり、参列する機会が少ないことから、香典はいくら包めばいいのかと悩んでしまう方も少なくありません。

そこで今回は、七回忌における香典の金額の目安をご紹介します。包み方や書き方についても解説しますので、香典のマナーが気になるという方も、ぜひ本記事を参考になさってください。

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七回忌の香典の金額相場

七回忌の香典の金額に明確な決まりはありませんが、目安となる相場は存在します。相場より高い金額はご遺族に負担をかけてしまう恐れがあり、逆に安い金額は失礼にあたることがあるため、事前に相場を把握しておくことが大切です。

ここでは、七回忌における香典の金額相場をご紹介します。香典に包む金額は故人様との関係性に加えて、年齢・宗派・地域によっても異なるため、あくまで目安としてご参考ください。

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故人様が親戚の場合

故人様が親戚の場合、七回忌の香典の金額は3,000〜10,000円が相場です。亡くなられた方と親しい間柄であった場合には、10,000〜20,000円程度を包む方もいらっしゃいます。

故人様が友人の場合

故人様が友人の場合、七回忌の香典の金額は3,000〜10,000円が相場です。亡くなられた方と特に親しかった場合は、相場より多めに包んでも問題ありません。

故人様が実父・実母・息子など近い親族の場合

故人様が実父・実母・息子など近い親族の場合、七回忌の香典の金額は10,000〜50,000円が相場です。ご自身が喪主・施主である場合や、亡くなられた方と同居していた場合は、原則として香典は必要ありません。

七回忌の香典の包み方

ここからは、七回忌の香典の包み方について解説していきます。作法は一周忌や三回忌のときとほとんど変わりませんが、スムーズに準備を進められるよう、基本的なポイントを押さえておきましょう。

香典袋の選び方

七回忌の香典は、黒白または双銀の水引がついた香典袋で包みます。本来は奉書紙を用いるのが正式な包み方とされていますが、現代では香典袋を用いるのが主流です。

また、水引のデザインは金額に合わせて選ぶと良いでしょう。一般的に、5,000円以下なら水引が印刷されているもの、10,000円以上なら本物の水引がついているものを使うことが多いです。

偶数・忌み数を避ける

香典を用意するときは、包む金額が偶数や忌み数にならないように注意しましょう。偶数は割り切れる数字であり、故人様と縁が切れることを連想させるため、香典では避けるべき数字とされています。

また、忌み数にあたる四は「死」を、九は「苦」をイメージさせることから、日本では縁起が悪い数字として扱われてきました。そのため、香典を包む際には、忌み数を避けるのもマナーの一つとされています。

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肖像画を裏にして、向きをそろえて入れる

七回忌の香典を包むときは、お札の肖像画を裏にして入れるのがマナーです。この作法には「悲しみで顔を伏せている」という意味が込められています。

また、複数枚のお札を入れる際は、必ず向きをそろえましょう。お札の向きをそろえることで、ご遺族が金額を確認しやすくなります。香典では、お札の肖像画が下側に来るように入れるのが一般的です。

新札を避けるのが一般的

前提として、七回忌の香典に使用するお札は、新札・古札のどちらでも問題ないとされています。しかし、新札は慶事に使用するものであるため、一般的には古札を使用することが多いです。お札の状態を気にする方は少なくなってきていますが、心配な方は新札を避けたほうが無難といえるでしょう。

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七回忌の香典の書き方

香典の包み方に続いて、表書きや中袋の書き方についても解説していきます。香典の書き方を忘れてしまった方は、この機会におさらいしておきましょう。

表書きの書き方

七回忌の場合、香典の表書きは「御仏前」「御香典」と書くのが一般的です。「御霊前」に関しては、ご葬儀から四十九日法要まで使える表書きとされているため、七回忌では使わないようにしましょう。

また、水引の下部には差出人の氏名を記載します。夫婦連名で香典をお渡しする場合は、水引の下部中央に夫のフルネームを記載し、その左側に妻の名前のみを記載するのが通例です。

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中袋(裏書き)の書き方

中袋の表面中央には、香典として包んだ金額を記載します。「金参萬圓也」といったように、香典の金額は大字(旧字体)で記し、金額の最初には「金」、最後には「也」と記すのがマナーです。

また、中袋の裏面左下には差出人の住所と氏名を記します。ここに記載する住所は香典返しの送り先となるため、郵便番号や部屋番号なども記します。中袋がない場合は、香典袋の裏面左下に包んだ金額・住所・氏名を記載しましょう。

七回忌の香典の渡し方

七回忌における香典も袱紗(ふくさ)に包んで持参し、渡す直前に袱紗から取り出すのがマナーです。そして香典をお渡しする際は、相手から見て表書きが読める向きにして、両手で差し出します。

香典を渡すタイミングについては、ご葬儀のときと同じように、受付でお渡しすれば問題ありません。受付がない場合は、ご遺族に挨拶するタイミングで渡すと良いでしょう。

なお、七回忌はご葬儀から年月が経っているため、挨拶時にお悔やみの言葉を使うのはふさわしくありません。したがって、ご遺族に挨拶するときは、「お招きいただきありがとうございます」といった言葉を添えるのが無難です。

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七回忌の香典を郵送するには?

香典はご遺族に直接渡すのが望ましいですが、七回忌に参列できない場合は、郵送しても差し支えありません。注意すべき点として、香典は現金書留で郵送する必要があります。

また、法要に参列できないと分かった時点でなるべく早く送ることも大切です。遅くとも法要を終えてから1か月以内には届くように手配しましょう。香典を郵送する際は、法要に参列できないお詫びや、ご遺族を気遣うような言葉を記した手紙を添えるとより丁寧です。

まとめ

七回忌の香典の金額は3,000〜50,000円が目安です。香典の金額相場は故人様との関係性に加えて、年齢・宗教・地域によっても異なるため、それぞれの状況に応じて金額を決定しましょう。

香典は相場から大きく外れたり、包み方や書き方を間違えたりすると、相手に不快な思いをさせてしまう可能性があります。七回忌の香典を用意する際に、本記事が少しでもお役に立てば幸いです。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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