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直葬で後悔する人が多い理由とは?事前に確認したいポイントを解説


直葬で後悔する人が多い理由とは?事前に確認したいポイントを解説

時代の流れとともにご葬儀の形式は多様化しており、近年では「直葬」が注目を集めています。しかし、直葬を行った方の中には、その選択を後悔している方も多いため、安易な考えで行うのは避けたいところです。本記事では、直葬で後悔する方が多い理由や、事前に確認したいポイントをご紹介します。

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直葬とは?

直葬とは、お通夜や告別式を行わず、火葬のみで故人様をお見送りするご葬儀の形式です。この方法を選択した場合、ご遺体を24時間以上安置した後に、火葬場で火葬を執り行うことになります。

直葬には「宗教儀式を省略する」という特徴があり、一般的には僧侶をお呼びしないケースが多いです。しかしながら、僧侶に読経していただくことは可能なため、この点についてはご家庭によって違いが見られます。

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一般的なご葬儀との違い

直葬と一般的なご葬儀の主な違いは、以下のとおりです。

項目 直葬 一般葬
参列者 少ない(ご親族のみ) 多い(ご親族、知人、友人など)
所要時間 短い(数時間程度) 長い(1〜2日間程度)
費用 比較的安い 高額になることもある

一般的なご葬儀と比べると、直葬は規模が小さいです。ご葬儀にかかる時間や費用を抑えられるため、近年では直葬を選ばれる方も増えてきています。

直葬が選ばれる理由

直葬が選ばれる理由としては、次のようなものがあります。

<直葬が選ばれる理由>

●費用負担を抑えたい

●故人様の希望を叶えたい

●身内だけで慎ましく見送りたい

●遠方に住んでいるご親族が多い

●宗教に関心がない、または無宗教である

近年、直葬のニーズが高まっていますが、その背景には経済的な理由やご葬儀スタイルの多様化、核家族の増加などが挙げられます。加えて、新型コロナウイルスがご葬儀の小規模化に拍車をかけたことも、直葬が多くの方に選ばれるようになった理由です。

直葬はあくまで選択肢の一つであり、一般葬とは異なるメリット・デメリットがあります。後悔しない選択をするには、直葬の特徴を理解した上で、ご家族でしっかり話し合うことが重要です。

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直葬で後悔する人が多い理由

直葬を選んだ方の中には、その選択を後悔している方も少なくありません。ここでは、直葬で後悔する方が多い理由を5つご紹介します。

お別れの場を十分に設けられない

直葬では火葬のみを行うため、お別れの場を十分に設けることができません。そのため、「最後の時間をゆっくり過ごせなかった」「火葬に立ち会えず直接思いを伝えられなかった」と後悔してしまう方もいらっしゃいます。

想像していたものと形式が異なる場合がある

直葬を希望して執り行ったものの、想像と現実のギャップに困惑してしまう方も多いです。前述のとおり、直葬には宗教儀式を省略するという特徴があります。一般葬よりも簡易的なため、「もっとできることがあったのではないか」と後悔してしまう方も珍しくありません。

故人様ご本人が望んでいなかった可能性がある

ご遺族の判断で直葬を行った後、「本当にこれで良かったのか」と不安になる方もいらっしゃいます。故人様ご本人が望んでいなかった可能性があるときに、直葬に対する批判などを耳にして、後悔にさいなまれるというケースも多いです。

お寺から納骨を断られる可能性がある

直葬を執り行ったことで、お世話になっている寺院から納骨を断られてしまい、後悔されている方も見受けられます。日本には檀家制度が根強く残っており、身内に不幸があったときは、菩提寺にご葬儀を依頼するのが一般的です。直葬では宗教儀式を省くため、結果として寺院から納骨を断られる可能性があります。

直葬に抵抗感を覚える人も多い

宗教儀式を行わない直葬に対して、抵抗感を覚える方も少なくありません。親族や関係者に合意を得ずに直葬を行った結果、反発の声が上がり、後悔しているという方もいらっしゃいます。

直葬を選んだことを後悔しないようにするポイント

最後に、直葬を選んだときに後悔しないためのポイントを5つご紹介します。直葬による後悔を防ぐためには、事前準備が非常に重要ですので、以下のポイントを意識しながら準備を進めてみましょう。

生前にご本人の意思を確認し、文面に残しておく

生前にご本人の意思を確認しておけば、誰もが穏やかな気持ちで見送ることができるはずです。ご葬儀に関する希望がある方は、その意向をエンディングノートに明記しておくと良いでしょう。

エンディングノートとは、自分の死後に備えて必要な情報をまとめておくノートのことです。遺言書とは異なり、エンディングノートの書き方に決まりはないため、誰でも簡単に作成できます。

親族から合意を得ておく

直葬に抵抗感を覚える方も少なくありません。無断で行えば、親族間のトラブルに発展する可能性があるため、事前に合意を得ておくことが大切です。

菩提寺がある場合は確認をとる

直葬を行いたいのであれば、必ず菩提寺に確認をとりましょう。先祖代々のお墓がある場合、勝手な判断で直葬を行うと、納骨を断られる可能性があります。「お墓を持っていない」「宗教不問の霊園と契約している」といったケースでは、このような問題は起きません。

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葬儀社選びを慎重に行う

直葬を円滑に進められるかどうかは、葬儀社選びによって決まるといっても過言ではありません。同じ葬儀社であっても、価格やサービス内容はそれぞれ異なるため、できれば複数社を比較検討することをおすすめします。

また、直葬について何か分からないことがあれば、事前に確認しておきましょう。いざ直葬を行うとなると、服装や持ち物などについて疑問が出てくるものです。前もって不明な点を確認しておけば、当日になって慌てることもありません。

直葬の手順を確認しておく

一般葬と比べて、直葬は規模が小さいものの、やるべきことは意外と多いです。具体的には死亡届の提出や葬儀社への連絡、火葬後の収骨などが挙げられます。直葬の手順もしっかり確認しておけば、当日慌てることなく、後悔のないご葬儀が実現できるでしょう。

まとめ

直葬とは、火葬のみで故人様をお見送りするご葬儀の形式です。費用や時間を節約できるというメリットがあり、近年では直葬のニーズが高まっています。

一方で、お別れの場を十分に設けられないなどのデメリットがあり、火葬後に直葬を選んだことを後悔している方も多いようです。後悔のないよう、まずは直葬のメリット・デメリットを確認し、ご家族やご親族としっかり話し合うことをおすすめします。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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