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家族葬の弔問をお断りしてもいい?伝え方やマナーについて解説


家族葬の弔問をお断りしてもいい?伝え方やマナーについて解説

家族葬を検討されている方の中には、弔問をお断りしてもいいのか、どのように断ればいいのかと考えている方もいらっしゃるでしょう。弔問をお断りすること自体は珍しくありませんが、断り方によってはトラブルに発展してしまう場合もあるため、適切な方法で伝えることが大切です。

本記事では、家族葬における弔問辞退の伝え方やマナーについて解説します。お断りする際の例文もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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家族葬の弔問をお断りしてもいい?

家族葬を執り行う際、弔問をお断りすることは可能です。実際に「身内のみで慎ましく過ごしたい」などの理由から、弔問をお断りするケースは珍しくなく、辞退されてもマナー違反には当たりません。

しかし、故人様やご遺族のことを思い、できれば弔問に伺いたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。そのため、相手の気持ちを尊重しつつ、お断りする意思をはっきり伝えることが大切です。

家族葬の弔問をお断りする方法

ここでは、家族葬の弔問をお断りする方法を3つご紹介します。いざというときにスムーズに対応できるよう、一般的な断り方を確認しておきましょう。

訃報とあわせて伝える

身内が亡くなったとき、故人様の関係者にその事実を知らせることを訃報といいます。訃報では誰がいつ亡くなったのかに加え、生前のお付き合いへの感謝などを伝えますが、このタイミングで弔問をお断りするのが一般的な方法です。

弔問を辞退される場合は、お知らせにご葬儀の日程や会場の案内を書かないことで、はっきりとした辞退の意思を伝えられます。

ご葬儀後に伝える

ご葬儀を終えた後に弔問をお断りする方法もあります。儀式終了後に送る訃報とあわせてお知らせすることで、お断りする意思をしっかり伝えられます。

なお、訃報は初七日から四十九日までにお知らせするのが一般的です。ご葬儀を終えた後に伝える場合、通知が遅くなったことへのお詫びの言葉を添えると、より丁寧な印象を与えられます。

電話がきた際に伝える

弔問に伺う際は、ご遺族に迷惑がかからないよう、事前に連絡するのがマナーです。故人様の関係者から電話がきた際には、丁重にお断りしましょう。

家族葬の弔問をお断りする例文

ここからは、家族葬の弔問をお断りする際の例文をご紹介していきます。いくつかのパターンに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

訃報で伝える場合の例文

訃報で伝える場合は、ご葬儀を近親者のみで行うことをはっきり示しましょう。前述のとおり、弔問をお断りするときはご葬儀の日程・会場を伏せることで、辞退の意思をより強く示せます。

<例文>

〇月〇日に父〇〇(享年〇〇歳)が逝去しましたことをご報告いたします

生前の父の希望により 葬儀は近親者のみで執り行います

誠に勝手ではございますが 弔問 香典 供花 弔電は固くご辞退申し上げます

生前賜りましたご厚誼に深く感謝し 謹んでご通知申し上げます

喪主 ◯◯

ご葬儀後に伝える場合の例文

ご葬儀後に伝える場合は、儀式を近親者のみで行ったことをお知らせします。多くの場合、訃報は故人様が亡くなった後にすぐ送るため、通知が遅れたことへのお詫びの言葉も添えると良いでしょう。

<例文>

〇月〇日に祖母〇〇(享年〇〇歳)が逝去しましたことをご報告いたします

誠に勝手ながら 葬儀は生前の祖母の希望により 近親者のみで執り行いました

故人の希望により 香典 供物 弔問などにつきましては 固くご辞退申し上げます

本来ならば直接ご挨拶を申し上げるところ ご通知が遅れましたことをご容赦ください

生前のご厚誼に深く感謝し 謹んでご通知申し上げます

喪主 〇〇

電話で伝える場合の例文

電話で伝える場合は、相手の気持ちに配慮しつつ、弔問をお断りする意思を示しましょう。以下のように、故人様ならびにご遺族の希望によるものと伝えれば、失礼な印象を与えることはありません。

<例文>

せっかくのご厚意ではありますが、母の意向により弔問は辞退させていただきます。

家族葬の弔問をお断りする際の注意点

家族葬の弔問をお断りすること自体には問題はありませんが、いくつか注意すべきポイントがあることも事実です。最後に、事前に知っておくべき注意点を3つご紹介します。

あらかじめ葬儀社に辞退の旨を伝えておく

あらかじめ葬儀社に辞退の旨を伝えておけば、葬儀社への問い合わせや突然の弔問客にも対応してくれます。裏を返せば、葬儀社と情報を共有しておかなければ、適切な対応をすぐに講じることは難しいといえるでしょう。そのため、弔問や香典などを辞退される場合は、事前に葬儀社と打ち合わせしておくと安心です。

相手の気持ちを尊重して、丁重にお断りをする

弔問をお断りするのは、故人様やご遺族の意思であるため、弔意を示したいという方への配慮は欠かせません。弔問を希望される方がいらっしゃる場合は、相手の気持ちを尊重しつつ、丁重にお断りしましょう。

香典やお供え物も辞退する場合はあわせて伝える

香典やお供え物も辞退する場合は、その旨もあわせて伝えましょう。弔問のみをお断りした場合、「香典や供花などは渡しても問題ない」と解釈されてしまう可能性が高いため、忘れずに伝えるようにします。

まとめ

近年では、家族葬を選択される方が増えており、弔問を辞退されるケースも珍しくありません。弔問をお断りすること自体はマナー違反ではありませんが、無用なトラブルを避けるためには相手の気持ちを汲んだうえで、丁重にお断りすることが大切です。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

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