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香典に包んではいけない金額は?書き方や渡し方のマナーも解説


香典に包んではいけない金額は?書き方や渡し方のマナーも解説

お通夜やご葬儀に参列する際、故人様に向けたお供え物の代わりとして香典を渡すのが通例です。しかし、香典には避けたほうが良いとされている金額があるため、事前に確認しておく必要があります。

本記事では、香典に包んではいけない金額について詳しく解説します。香典袋の書き方や渡すときのマナーにも触れていますので、ぜひ参考にしてください。

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香典に包んではいけない金額は?

一般的に、香典に包んではいけないとされている金額は以下のとおりです。

<香典に包んではいけない金額は>

●偶数の金額

●忌み数(四・九)を含んだ金額

●相場からかけ離れた金額

以下では、これらの金額がふさわしくないとされている理由について解説します。

偶数の金額

偶数は割り切れる数字であることから、亡くなった方との縁が切れることを連想させます。そのため、香典に偶数の金額を包むのは避けられるようになりました。

なお、結婚式の際にはご祝儀を贈るのがマナーですが、こちらでも別れを連想させる偶数の金額はタブーとされています。

忌み数(四・九)を含んだ金額

四という数字は「死」を、九という数字は「苦」をイメージさせるため、日本では縁起が悪い数字(忌み数)として扱われています。弔事にはふさわしくない数字とされていますので、香典を用意する際には十分注意しましょう。

相場からかけ離れた金額

香典では相場からかけ離れた金額を包むのは好ましくないとされています。例えば、金額を増やして多くの紙幣を重ねると、「不幸が重なる」という意味でとらえられてしまう可能性があります。反対に、金額が少なすぎると、失礼な印象を与えてしまう場合があるので注意が必要です。

なお、香典の金額相場は、故人様との関係性や年齢によって変わってきます。ご自身で金額を決めることに不安がある場合には、周りに相談してみると良いでしょう。

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香典を包む際に気を付けたいマナー

香典には、金額以外にも気を付けたいマナーがいくつかあります。ここでは、基本的なマナーを3つご紹介しますので、もしものときのために備えておきましょう。

新札を使わない

香典には新札を使わないのがマナーです。銀行などで用意しなければならない新札を包むと、「不幸が起こることを予想していた」という印象を与えてしまうため、一般的には古札を使うのがふさわしいとされています。

枚数を最小限にする

お札の枚数を最小限にすることも、香典における基本的なマナーです。可能な限りお札の枚数を減らしておけば、香典を受け取る方も金額を把握しやすくなります。

例えば、香典を10,000円包むのであれば、10,000円札を1枚包むのが最適です。金額と同様、お札の枚数も偶数や忌み数を避けるのがマナーとされています。

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お札は裏向きにして入れる

香典を包む際、お札は裏向きにして入れるのがマナーです。これには、悲しみに暮れて顔を伏せるといった意味があり、哀悼の意を示すための作法とされています。加えて、ご遺族が金額を確認しやすく、香典返しの準備がしやすくなるという利点もあるのです。

なお、お札は人物が描かれていないほうが裏面となります。この面を香典袋の表側に向け、人物が下側になるように入れるのが一般的なマナーです。

香典袋の書き方

香典は、外袋と中袋がセットになっている香典袋に入れて渡すのが基本です。ここからは、香典袋の書き方について解説していきます。

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外袋の書き方

外袋の水引を境目に、上段には香典の種類(表書き)を、下段には香典を包んだ方の名前を記載します。基本的な書き方は、以下のとおりです。

項目 書き方
香典の種類(表書き) 【四十九日より前】
「御霊前」「御香典」「御香料」と記載することが多い

【四十九日以降】
「御仏前」と記載することが多い
香典を包んだ方の名前 【個人で出す場合】
ご自身のフルネームを記載する

【夫婦で出す場合】
中央に夫の名前、左側に妻の名前を記載する

【3名以下で出す場合】
中央に目上の方の氏名、左側に向かって目下になるように全員の名前を記載する

【4名以上で出す場合】
代表者の名前、その左下に「〇〇一同」と記載する(別紙に全員に名前を記し、香典袋の中に入れる)

なお、表書きの書き方は故人様の宗教・宗派によって変わってきます。名前の書き方も一つではありませんから、ご自身に合った方法で準備を進めてみてください。

中袋の書き方

香典袋にはお金を包むための中袋がついており、表面には金額を、裏面にはご自身の住所・氏名を記載します。さらに中袋に記載する金額は大字(旧字体)で書くのが一般的です。

例えば、5,000円の場合は「金伍仟圓」、10,000円の場合は「金壱萬圓」というように記します。金額の頭には「金」をつけ、縦書きで記載するのが基本です。

香典の渡し方

香典を準備したものの、いつどのように渡せば良いのかと悩んでしまう方も少なくありません。最後に、香典の渡し方についてご説明しますので、そちらもぜひ参考になさってください。

香典を渡すタイミング

香典は、お通夜やご葬儀に参列するときに渡すのが一般的です。受付が設置されている場合は、その場にいる受付の方に渡せば問題ありません。受付が設置されていない場合は、喪主かご遺族に直接渡したり、拝礼後に御霊前にお供えしたりすることになります。

なお、お通夜とご葬儀の両方で香典を渡すのはマナー違反です。この行為は不幸が重なることを意味しますので、控えるようにしましょう。

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香典を渡す際の言葉

ご遺族に香典を渡す際には、「この度はご愁傷様でございます」「心からお悔やみを申し上げます」など、一言お悔やみの言葉を添えましょう。長々と話しかけるのはご遺族の負担になってしまうため、シンプルな言葉でお悔やみの気持ちを表すことが大切です。

まとめ

香典に包む金額は、故人様との関係性や年齢によって変わってきます。その上、ご遺族に失礼な印象を与えないよう、偶数の金額や忌み数を含んだ金額を避けなければなりません。相場からかけ離れた金額も好ましくありませんので、事前に相場を確認し、適切な金額を包むようにしましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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