埼玉県の火葬場一覧｜選び方や火葬の流れ、費用について解説します

埼玉県の火葬場一覧

埼玉県にある火葬場は全部で22ヶ所です。公営と民営の2種類がありますので、それぞれ一覧表でご紹介します。

【埼玉県の火葬場（公営）】

【埼玉県の火葬場（民営）】

上記のとおり、埼玉県にある公営の火葬場は21ヶ所、民営の火葬場は1ヶ所のみです。後ほど公営と民営の違いについて解説しますが、多くの方は公営の火葬場を利用することになるでしょう。

公営・民営の違いとは？

公営の火葬場は自治体が運営しており、民営の火葬場は民間企業が運営しています。公営は斎場と火葬場が併設されていることが多く、移動の負担を減らせるのが大きな特徴です。加えて、故人様やそのご家族が自治体の区域に住所を有する場合、火葬料が安くなるというメリットもあります。

民営は誰でも同じ金額で利用でき、公営に比べて予約が取りやすかったり、設備が充実していたりするのが特徴です。料金はやや高めに設定されていますが、公営よりも利便性に富んでいる傾向があります。

埼玉県で火葬場を選ぶ際の注意点

埼玉県で火葬場を選ぶ際には、以下の3つのポイントに注意しましょう。

以下では、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

都市部（さいたま市、大宮市など）は混雑しやすい

さいたま市や大宮市などの都市部は、ほかの地域に比べて火葬場が混雑しやすく、場合によっては1週間ほど待つこともあります。都市部は人口やアクセスの面から利用者が集中しやすく、その人数に対して火葬場の数が足りていないことが原因として考えられます。スムーズに予約できるとは限りませんから、民営も含めて選択肢を増やしておくと良いでしょう。

友引の日は営業していない火葬場もある

古くから伝わる迷信により、火葬を友引の日に行うのは縁起が悪いとされています。そのため、埼玉県に限らず、ほかの地域にある火葬場も営業していないところが多いです。

しかし、近年では葬法が多様化していることもあり、友引の日に火葬を行うケースも増えてきました。一般的に、友引はご葬儀や火葬が避けられる日であるため、斎場や火葬場の予約が取りやすいという利点があるのも事実です。

火葬場や葬儀社によって費用が異なる

火葬にかかる費用は、利用する火葬場や葬儀社によって異なります。あくまで一般的な目安ですが、公営と民営の費用相場は以下のとおりです。

埼玉県にある火葬場のほとんどは公営であり、市内居住者であれば低価格でご利用いただけます。例えば、さいたま市民が浦和斎場を利用する場合、火葬場の使用料は12歳以上で7,000円、12歳未満で3,500円です。料金の安さという点においては、お住まいの地域にある公営の火葬場を利用するのがおすすめといえます。

また、火葬にかかる費用は火葬料や待合室の利用料、骨壷の料金などで決まります。火葬場・葬儀社ごとにサービス内容は異なりますので、事前に確認しておくと安心です。

埼玉県で火葬を行う流れ

スムーズに火葬を執り行うためには、前もって儀式の流れを確認しておくことが大切です。以下に基本的な流れをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

埼玉県の火葬場に関するよくある質問

最後に、埼玉県の火葬場に関するよくある質問に対して回答していきます。本記事で取り上げる質問内容は以下のとおりです。

以下の内容も参考に、それぞれに適した埼玉県の火葬場を見つけてみてください。

火葬場は何を基準に選べばいい？

斎場と火葬場が併設されていない場合は、移動の負担を考慮して斎場から最も近い火葬場を選ぶのが一般的です。しかし、地域によっては複数の火葬場が選択肢になることもあるでしょう。

移動距離だけではなく、料金の安さや設備の充実度なども確認すれば、より適切な火葬場を見つけることが可能です。埼玉県は都市部にある火葬場が混雑しやすいので、予約の空き状況も併せて確認するようにしましょう。

火葬費用を安く抑えるにはどうする？

以下のポイントを意識すれば、火葬費用を安く抑えられます。

公営の火葬場は、民営の火葬場よりも料金が安く設定されています。さらに地域住民の方であれば、利用料金が減免される場合があり、火葬費用を安く抑えることが可能です。

火葬で補助金は使える？

埼玉県ではご葬儀の補助金として、葬祭費の助成を受けられます。例えば、さいたま市では国民健康保険加入者が亡くなったとき、申請手続きを行うことでご葬儀を行った方（喪主）に50,000円の補助金が支給されます。補助金の詳細については、各自治体のホームページをご覧ください。

まとめ

埼玉県には20を超える火葬場が設けられており、そのほとんどが公営の施設です。公営・民営のどちらにも善し悪しがありますが、コスト面を重視している方は、低価格で利用できる公営の施設を検討してみると良いでしょう。

初めての火葬場選びでは分からないことが多いと思いますので、本記事を参考にしていただき、必要であれば葬儀社に相談してみることもおすすめします。