株式会社家族葬
tel:0120-321-010
tel:0120-676-001

意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決

知っておきたい家族葬

忌引き休暇の日数の目安は?職場や学校への連絡方法、注意点についても解説


忌引き休暇の日数の目安は?職場や学校への連絡方法、注意点についても解説

忌引き休暇を取るにあたって、「日数はどのくらい取れるのか」という疑問を抱いている方も多いでしょう。取得可能な日数は、続柄や立場、所属する会社や学校によって異なります。今回は、忌引き休暇の日数の目安、取得時の連絡方法などについて解説しますので、興味をお持ちの方は参考にしてみてください。

コンテンツ

忌引き休暇とは

忌引き休暇は、親族が亡くなった際、ご葬儀に参列するために取得する休暇のことを指します。ほとんどの会社では、福利厚生の一環で忌引き休暇が用意されています。学校においても、忌引き休暇を取得した際欠席扱いとはならないのが基本です。

忌引き休暇の日数の数え方

忌引き休暇の日数は、故人様が亡くなった日もしくは亡くなった翌日から数えます。ただし、亡くなってからすぐに通夜を実施しない場合、通夜の日から数えることもあります。数え方のルールについては、会社や学校によって異なることもあるため、事前に規則を確認しておきましょう。

土日・祝日は忌引き休暇の日数にカウントされる?

土日・祝日といった休日は、基本的に忌引き休暇の日数に数えられます。たとえば金曜日から5日取得する場合、火曜日までの5日間となります。こちらも会社などによって異なるため、規則を確認しておきましょう。

忌引き休暇の日数の目安は?

忌引き休暇の日数の目安は、亡くなった方との続柄によっても異なります。ここからは、以下の関係性の方が亡くなった際の日数の目安について解説していきます。

・配偶者

・父母

・祖父母

・叔父・叔母(伯父・伯母)

・子ども・孫

・配偶者の親・祖父母・兄弟

配偶者が亡くなった場合

配偶者が亡くなった際の日数の目安は、10日間です。喪主となった場合、行わねばならないことも多くなることから、長めの休暇が認められやすい傾向にあります。

父母が亡くなった場合

両親が亡くなった際の日数の目安は、7日間です。なお、自身が喪主を務める際は、10日ほどの休暇をもらえるケースもあります。喪主でなかったとしても、ご葬儀の準備を行うケースがほとんどであるため、やや長めの日数を取得できる傾向にあります。

祖父母が亡くなった場合

祖父母が亡くなった際の日数の目安は、3日間です。ご葬儀の準備や、ご葬儀・通夜の参列といったことを行うための期間として設定されています。

叔父・叔母(伯父・伯母)が亡くなった場合

叔父・叔母が亡くなった際の日数の目安は、1日程度です。主に告別式へ参列するためのお休みとして設定されます。

子ども・孫が亡くなった場合

子どもが亡くなった際の一般的な休暇日数は、5日間です。孫が亡くなった際は、告別式への参列のために1日間程度の休暇が取れます。

配偶者の親・祖父母・兄弟が亡くなった場合

配偶者の親が亡くなった際は、通夜や告別式への参列のために3日間程度の休暇が取れます。配偶者の祖父母や兄弟であれば、ご葬儀の参列のための休暇として1日間程度のお休みが取れるでしょう。

忌引き休暇の日数・取り扱いは、職場や学校によって異なる

忌引き休暇の日数や取り扱いは、どのような職場に勤めているかによって少々異なります。また、学生・社会人といった自分の属性によっても左右されます。ここからは、以下3つの立場の方における忌引き休暇の日数・取り扱いについて解説していきますので、参考にしてみてください。

・会社員

・公務員

・学生

会社員の場合

忌引き休暇に関する取り扱いは法律で定められていないため、会社ごとに違った決まりがあります。忌引き休暇を用意することは会社の義務とはなっていないので、忌引き休暇がないケースもあるでしょう。忌引き休暇がない会社では、基本的に有休を取る必要があります。

公務員の場合

国家公務員には、忌引き休暇についての明確な規則があります。亡くなった方の続柄ごとの休暇日数は、以下のとおりです。

・配偶者、父母:7日間

・子ども、孫:5日間

・祖父母、兄弟、姉妹:3日間

・叔父、叔母:1日間

なお、地方公務員の忌引きについては自治体ごとに定められているため、気になる方は自治体のホームページなどをご確認ください。

学生の場合

小学校から高校で忌引き休暇を取る際は、まず担任の先生に連絡します。欠席届や連絡帳を提出するなど、学校によって必要となる対応は異なるため、先生に聞くのが良いでしょう。中学や高校であれば、生徒手帳で忌引きの取り扱いについて詳しく記載されているケースがほとんどです。

また、公立の小学校の場合、規定が教育委員会によって決められています。子どもを公立の小学校に通わせている方は、住む場所によって忌引き休暇の期間が異なるという点を頭に入れておきましょう。

大学で忌引き休暇を取得する際は、出席が必要な講義や試験の担当教授に連絡するのが一般的です。忌引きの詳しい取り扱いは、事務室に尋ねることで確認できます。欠席期間が終了したら、所属している学部の事務の方に「忌引届」を提出しなければなりません。

忌引き休暇を取る際の連絡方法

忌引きで休む際は、事前に会社や学校へ伝える必要があります。以下では、忌引き休暇を取る際の連絡手段や伝えるべき事項などについて解説していきます。

忌引き休暇の連絡先・連絡手段

忌引き休暇を伝える連絡先は、学校であれば担任の先生(教授)、会社であれば直属の上司となります。メールだけで伝えるのはマナーに反するため、やむを得ないとき以外はまず電話で伝え、その後にメールを送るようにしましょう。

忌引き休暇の連絡事項・文例

忌引き休暇を取る際の連絡では、主に下記の内容を詳細に伝えることが重要です。

・亡くなった方との続柄

・告別式や通夜の日時

・休暇の日数

・休暇の間の連絡先

以下では、電話とメール双方の文例を紹介します。

電話の場合

電話の文例は、以下のとおりです。

お疲れ様でございます。。

山田です。

昨夜、私の母が亡くなりました。

4月10日〜17日の間忌引き休暇をいただきたいのですが、よろしいでしょうか。

ご葬儀につきましては、詳細が決まり次第改めてご連絡します。

ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

メールの場合

メールの文例は、以下のとおりです。

田中課長

お疲れ様でございます

山田です

4月8日に母が他界いたしました

急な申し出で誠に恐れ入りますが 4月10日〜17日の間 ご葬儀のための忌引き休暇を申請させていただきます

ご葬儀につきましては 詳細が決まり次第 改めてご連絡します

休暇中に何かございましたら 以下の番号へご連絡ください

000-000-0000

何卒よろしくお願いいたします

忌引き休暇を取る際の注意点

上司や先生などに迷惑をかけないよう、忌引き休暇を取る際は以下の点に注意しましょう。

・就業規則を確認する

・できるだけ早めに連絡する

・引き継ぎなど関係者への配慮をする

就業規則を確認する

忌引き休暇の取り扱いや規則は法律で定められていないため、会社によって大きく異なります。会社独自のルールについて知らずに忌引き休暇を取ろうとすると、場合によってはトラブルに発展する可能性があります。正しい形で休暇を取得できるよう、最初に就業規則をチェックしておきましょう。

できるだけ早めに連絡する

忌引き休暇を取得することで会社がうまく回らなくなるケースもあるため、なるべく早めに連絡を入れることが大切です。早めに連絡を取ることで、減ったメンバーの穴を埋める作業などを上司が円滑に行いやすくなります。

引き継ぎなど関係者への配慮をする

休暇を取る前には、「連絡を行う」「仕事の引き継ぎを丁寧に実施する」「取得後は周りにお礼を伝える」といった配慮を忘れずに行いましょう。休み明けは菓子折りを持っていき、「本日から気を引き締めて働きます」といった旨を伝えれば、丁寧で礼儀正しい印象を与えられます。

まとめ

忌引き休暇の日数は、亡くなった方との続柄によっても異なります。忌引きに関する詳しい規定は会社や学校によって違うため、必ず就業規則などを確認しましょう。マナーを守って忌引き休暇を取得し、大切なご葬儀に参列するようにしてください。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

初めての方へ

プラン

家族葬が可能なエリア

葬儀の知識

トピックス