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お葬式に腕時計をしていくのは問題ない?選び方やマナーを詳しく解説


お葬式に腕時計をしていくのは問題ない?選び方やマナーを詳しく解説

お葬式やお通夜には、基本的にフォーマルな装いで参列します。その際、腕時計はどうすれば良いのかと悩む方も多いのではないでしょうか。喪に服す場ですので、おしゃれのために着用するのは好ましくありませんが、腕時計の種類によっては許可される場合があります。

今回は、お葬式に適切な腕時計の種類や選び方、腕時計をつける際のマナーなどが把握できます。喪服と同じように大切な身だしなみのひとつですので、当日に失礼がないよう事前に知識をつけておきましょう。

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お葬式に腕時計をしていくのは問題ない!

「お葬式に腕時計をつけて参列しても良いの?」と迷う方もいらっしゃるでしょう。基本的に、腕時計の着用は認められており、身に着けても良い装飾品のひとつとされています。

ただし、おしゃれを目当てに身に着けるものではありません。とはいえ、腕時計ではなくスマートフォンで何度も時間を確認するのも失礼です。もし腕時計を着用するのであれば、喪に服す場に適したものを選ぶのが大切です。

お葬式につけていくのにふさわしい腕時計の種類

お葬式につけていく腕時計は、あくまでも時間を確認するためのツールとして使用します。そのため機能性を重視し、デザインはできるだけシンプルなものを選ぶのが適切です。

普段はおしゃれを楽しむアクセサリーのひとつとして身に着けるものですが、喪に服す場には基本的におしゃれは必要ありません。適切なデザインや色の腕時計を選び、故人様の追悼を邪魔しないように配慮するのがマナーです。

形はラウンド型でも、スクエア型でも問題ない

お葬式につけていく腕時計は、スタンダードなラウンド型が無難ですが、スクエア型やレクタンギュラー型でも問題はありません。特徴的なデザインのものは避け、シンプルなものを選びましょう。

大きすぎないサイズの腕時計を選ぶ

腕時計のサイズは、大きすぎないものを選びましょう。腕に対して大きすぎるデザインは、比較的カジュアルな印象になってしまうためお葬式の場にふさわしくありません。具体的には、袖口に収まるくらいの大きさがちょうど良いとされています。

また、厚みもなるべくなら薄いものが良いでしょう。分厚いものだと、腕時計の存在感が大きくなりすぎてしまいます。

シンプルなデザインの腕時計を選ぶ

腕時計を購入する際、ダイヤモンドなどの宝石加工がされたものは避けるようにしましょう。ベゼルやブレスレットのような装飾も同様で、できるだけシンプルなものを選ぶのがマナーです。

また、文字盤は一般的なアラビア数字を選ぶようにしましょう。ただし、アラビア数字であってもデザイン性のあるものやカラフルなインデックスはあまり望ましくありません。なお、ドットやバーインデックス、ローマ字なら許容範囲とされています。

機能性については、クロノグラフ機能など複数の機能がついているモデルはあまりふさわしくありません。高級感はあるものの、喪に服す場には適していません。また、デジタルウォッチもカジュアルな印象になるため注意しましょう。

文字盤の色は白がおすすめ

文字盤は、基本的に白を選ぶのがおすすめです。白がない場合は、シンプルなシルバーや黒一色でも良いでしょう。ただし、ゴールドは華美な印象を与えてしまうため、お葬式の腕時計としてはふさわしくありません。

ベルトは黒の革のベルトがおすすめ

ベルトは黒の革ベルトを選ぶのが無難です。お葬式では殺生を連想させる革製品を使用してはいけませんが、腕時計と靴に関しては許容されています。可能であれば、ツヤのないクロコダイルなどが理想ですが、ない場合は茶色の革ベルトでも問題はありません。

シルバーやメタリックブレスレットでも着用は可能ですが、あくまで革の代用品であることは忘れないでください。ラバーやナイロンストラップなどはカジュアルな印象になるため、控えるのが望ましいです。

【男女別】お葬式につけていく腕時計の選び方

お葬式用の腕時計は、1つ持っておくと弔事以外のフォーマルな場でも活用できるので、余裕があるときに用意しておくと良いでしょう。とはいえ、腕時計の選び方は男女によって基準が異なります。ここからは、男性・女性における腕時計の選び方について解説していきます。

メンズの腕時計の選び方

男性は喪服で白シャツを着用するため、文字盤は白またはシルバーが望ましいです。また、ベルトは黒の革が理想です。

厚みは薄型のものを選び、デジタル表記ではなくアナログの2針、3針のものを用意しましょう。装飾は、ないに越したことはありませんが、どうしても必要な場合、シンプルなスモールセコンドぐらいに留めましょう。

レディースの腕時計の選び方

女性の場合も男性と同様に、なるべくシンプルな腕時計を選びましょう。文字盤は白色が理想ではあるものの、ブラックフォーマルに合わせるといった意味で黒を選択しても良いでしょう。

女性製品特有のカラフルな色合いや、キラキラとした装飾は控えるのが望ましいです。また、文字盤にタイヤが埋め込まれているものも、あまりおすすめできません。ベルトは黒やシルバーが理想で、形はラウンド・スクエア・レクタンギュラー型を選ぶと良いでしょう。

お葬式での腕時計に関するマナー

お葬式に腕時計をつけていく際は、腕時計の付け方や所作にも注意が必要です。故人様・ご遺族に失礼がないよう、基本的なマナーはしっかりと把握しておきましょう。

利き手ではない方の腕につける

腕時計は、利き腕と反対側につけるようにしましょう。文字を書くときなど、利き腕を使用する際に腕時計が邪魔になるのを防ぐためです。

腕時計を確認する際は、極力他人の目に触れないようにする

時間を確認する際は、堂々とするのではなく、なるべく他人から見られないようにしましょう。会場に到着するまでに確認する分は良いですが、到着してから確認するのは、「時間を気にしている」と思われてしまいます。

儀式の最中は腕時計をカバンやポケットにしまっておく

「お葬式に集中していない」と周りの人に思われてしまわないよう、お葬式の最中は腕時計をしまっておきましょう。ただし、スーツの内ポケット以外のポケットに入れると膨らんで見えてしまうので注意が必要です。

スマートウォッチでも代用できるが、腕時計として使うだけにする

近年は、アップルウォッチやスマートウォッチを日常使いしている人も増えてきました。機能性は素晴らしいですが、お葬式においてはカジュアルに見えてしまうため、あまり受け入れられていません。どうしてもという場合には、腕時計としての使用に留め、通知設定はオフにしておきましょう。

腕時計の代わりにスマートフォンの腕時計を使うのはNG

腕時計の代わりにスマートフォンを使用するのは、できれば控えた方が良いです。お葬式の最中にスマホで確認するのはもちろんのこと、メール・ライン・電話の対応で取り出すのも、あまり望ましくありません。葬儀の最中は電源を切るかマナーモードにし、カバンの中にしまっておくようにしましょう。

適切な腕時計がない場合はつけずに参列する

お葬式に合う腕時計が手元にない場合は、つけていかないのもひとつの方法です。多くのお葬式は予定通りに進むため、時間を気にする必要がありません。会場に着くまでの間は、スマホで時間を確認すれば良いでしょう。

まとめ

お葬式の際は、服装だけでなく小物にも配慮が必要です。特に腕時計は失念しがちですので、注意しましょう。基本的には、時間を確認する以外の機能がないシンプルな腕時計が望ましいです。

お葬式においては、時計を気にする行為自体がマナー違反となってしまうため、過度に時間を確認するのは御法度です。お葬式が始まったら時計をしまい、故人様のご冥福をお祈りするのに集中しましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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