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葬儀屋(葬儀社)とは?業務内容や選ぶ際のポイントを詳しく解説


葬儀屋(葬儀社)とは?業務内容や選ぶ際のポイントを詳しく解説

大切なご家族が亡くなったときに、葬儀屋にお世話になる方が多いのではないでしょうか。ご葬儀に関することについてサポートしてくれる葬儀屋は、悲しみの中にいるご遺族にとって、とても心強い存在となります。

そこで本記事では、葬儀屋に興味がある方や葬儀屋をどのように選んで良いか分かっていない方に向けて、葬儀屋の仕事内容や葬儀屋を選ぶときに気をつけるべきポイントについて解説します。

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葬儀屋(葬儀社)とは?

葬儀屋(葬儀社)とは、ご葬儀全般をサポートしてくれる業者のことを指します。最近では「セレモニースタッフ」とも呼ばれることが増えています。

元々日本には葬儀屋というものは存在せず、昔は町内会などが協力してご葬儀を執り行っていました。しかし、時代が進むにつれて地域の輪は希薄になっています。

このような現象に伴い、ご葬儀に関するサービスを提供する業者が発達してきました。そして、現代のような葬儀屋と呼ばれるサービスが確立されたのです。

葬儀屋の種類

葬儀屋は、「葬儀専門業者」「協同組合系業者」「冠婚葬祭互助会系業者」「葬儀紹介業者」の4つに分かれています。

「互助会」には利用条件が設けられていますが、他の葬儀屋よりも費用を安く抑えられる場合があります。

葬儀屋は認可制ではない

葬儀屋は認可制ではないため、国からの許可がなくても経営することができます。免許も必要なく、どなたでも葬儀屋を名乗れてしまいます。つまり、葬儀屋を選ぶときには、それなりに実績のある会社に依頼するのが大切です。

しかし、最近ではご葬儀に関する民間資格が増えてきました。特に、受験に際して一定の実務経験必要となる「葬祭ディレクター技能試験」は、葬儀屋に有資格者が多く頼りになる存在です。

他にもさまざまな民間資格がありますので、葬儀屋に就職や転職を希望している場合は、それらの資格を取得しておくと良いでしょう。

葬儀屋は24時間365日対応の営業をしている場合が多い

葬儀屋は基本的には24時間営業のところが多く、依頼があった段階ですぐ動けるような体制を整えています。なぜなら、人の不幸というのは、いつどんなときに起こるのか分からないものだからです。

葬儀屋の業務内容は?

葬儀屋の業務は多岐にわたりますが、主な業務の流れは下記のとおりです。

・ご遺体の搬送・安置

・お通夜・ご葬儀・告別式の相談

・会場・斎場の手配

・遺影の制作

・法要当日・法要後のサポート

・各種手続きのサポート・代行

ここからは、これら業務の詳細について解説していきます。

ご遺体の搬送・安置

どなたかに不幸があった場合、ご遺族や警察・病院・介護施設などから連絡が入ります。その後お迎えの時間を設定し、寝台車を手配。時間になったらご遺体を保全するためのドライアイスを用意して、依頼先にお迎えにあがります。

ご遺体は納棺のときまで安置されるため、ご遺族が希望する場所に搬送します。場所は故人様の自宅、葬儀屋や斎場の安置室に搬送することが多いです。搬送が終わったらご遺体を清め、お供え物を用意してお通夜まで安置します。

お通夜・ご葬儀・告別式の相談

ご遺族との打ち合わせで、お通夜やご葬儀、告別式の予算の確認やご遺族の要望の聞き取りを行い、希望に添った式が行えるように式場や火葬場を確保します。同時に、お寺への連絡やお花、料理や香典返しの手配も進めます。

会場・斎場の手配

要望の聞き取りを行ったら、希望に添った会場の手配を行います。会場は自宅や地域の集会場、斎場などで行われる場合が多いです。

遺影の制作

会場の手配が完了したら、必要な用具を用意します。例えば遺影や香典返し、お斎の手配などです。特に遺影はご葬儀の後にも残る大切な写真となります。どのような写真を選ぶべきかアドバイスを行うのも葬儀屋の大事な仕事です。

法要当日・法要後のサポート

法要当日・法要後のサポートも葬儀屋の仕事です。どんなに事前準備を行っていても、当日に予想外の事態が起こる場合もあります。

例えば「参列者が予想以上に増えてしまった」「香典返しが足りなくなった」などです。このようなトラブルに対して遺族をサポートするのも、葬儀屋の大切な仕事です。

法要後に行うお仏壇やお墓の手配、初七日・四十九日・一周忌法要などの手配も行います。

各種手続きのサポート・代行

葬儀屋の仕事は、法要などの準備やご遺体の搬送だけではありません。「各種手続き」をサポート・代行するという業務もあります。「各種手続き」とは相続や仏壇の手配、喪中はがきの作成などです。他にも火葬を行うときの役所の手続き代行なども含まれます。

葬儀屋の選ぶときに確認したい4つのこと

ご葬儀を執り行うときに信頼のおける葬儀屋に依頼したいと思うのは当然のことだと思います。しかし、葬儀屋を依頼するという機会は、人生で何度もあるわけではありません。そのため、どのような基準で選んだら良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

次の項目では、葬儀屋を選ぶときに、事前に確認しておきたいポイントについて解説しますので、葬儀屋を選ぶうえでの参考にしてください。

①形式・規模

はじめに確認しておきたいポイントは、「どのような形式で行うのか」「どのくらいの規模にするのか」です。ご葬儀には、「直葬(火葬式)」「一日葬」「家族葬」「一般葬」の4つの形式があります。

葬儀屋によっては特定の形式を専門としている場合や、すべての規模に対応できないということもあるため、「形式」「規模」は事前に確認しておきましょう。

②宗教・宗派

事前に確認しておきたいポイントは「故人様の宗派」の確認をすることです。故人様の宗派が分からない場合は、ご親族に確認しておきましょう。

③費用

葬儀屋を選ぶときのポイントとして欠かせないのが、「費用面が明確かどうか」というところです。見積もりを頂いた段階で、ご葬儀に必要な諸経費が明確に記載されているのか、確認するようにしましょう。

なぜなら、必要な項目をあえて明記せず、費用を安く見せ、追加で料金を請求するような業者も多いです。見積もりをもらうときには、事前に「必要となる内容をすべて記載してください」とお願いしておきましょう。

④対応の良さ

どのサービス業にもいえる内容ですが、対応の悪い葬儀屋を選ぶべきではありません。依頼したときの対応が丁寧かどうか、希望に添った提案をしてくれるかどうかは、葬儀屋を決めるうえでもっとも重要なポイントです。

葬儀屋は生前に決めておくのがおすすめ

ここまで、故人様の没後に葬儀屋を選ぶ場合の解説をしてきました。しかし、葬儀屋は生前に決めておくことが可能です。実は、この「生前に葬儀屋を決めておく」という方法が一番良い決め方となります。なぜなら、故人様本人が生前に自分の希望にあった葬儀屋を選ぶことができるからです。

まとめ

葬儀屋とは、人の死と密接に関わる繊細な仕事です。大切な方を亡くしたご遺族の気持ちに寄り添い、希望に添ったご葬儀を執り行う必要があるので大変な仕事でもあります。しかしそれ以上に、やりがいを感じられるでしょう。

ご遺族の立場では、故人様の最後をお任せする葬儀屋選びは、「宗派」「費用の明確さ」「対応の良さ」に注意して選ぶ必要があります。後悔のないご葬儀を執り行えるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

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