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法事を執り行う日程の決め方とは?知っておきたい計算方法やその後の準備について


法事を執り行う日程の決め方とは?知っておきたい計算方法やその後の準備について

日本では、決まった時期に故人様を供養する法事を執り行います。法事では、故人様を供養するために司式者をお呼びしてお経をあげていただくほか、ご親族や故人様の友人・知人なども出席していただくため、早めに日程を決めなくてはいけません。

この記事では、法事を執り行う日程の決め方や日程の計算方法などについてご説明します。

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法事を執り行う日程はどうやって決めればいいの?

法事の日程は、法事の準備を進めていく前には決めておきたいところです。ただし、法事を執り行う日程を決める際には、いくつか知っておきたいことがあります。以下では、法事の日程を決める際に知っておきたいことをまとめましたので見ていきましょう。

命日より前に法事の日程を設定する

法事の日程を決める際に押さえておきたいのが、法事の日程を命日よりも前に設定するということです。つまり、一周忌法要の場合は、故人様が亡くなられて丸1年が経つ以前に法事の日程を設定するということです。

「命日よりも以前で大丈夫なの?」と思われるかと思いますが、逆に命日よりも後に法事の日程を設定してしまうと、故人様をお待たせしてしまいます。法事を命日よりも前に執り行うようであれば問題ないため、司式者やご親族などのご都合を考慮した上で日程を決めるようにしましょう。

平日はできるだけ避ける

法事の際にかかる時間はその内容によって異なってきますが、会食も合わせて行うようであれば3時間程度、お墓や納骨堂などに納骨する場合であれば4時間程度となります。そのため、法事を平日に設定してしまうと、会社や学校を休まなくてはいけません。参列いただく方々にご負担をかけないようにするために、法事の日程はできるだけ土日祝日に設定するとよいでしょう。

六曜との関係を確認しておく

冠婚葬祭の日程を決める際に気にされる方が多いのが「大安」や「仏滅」などの六曜になります。それでは法事の日程を決める際にも気にした方がよいのでしょうか。

「友引」や「仏滅」は悩まれる方も多いと思いますが、そもそも六曜は中国で時刻の吉凶を示すために生まれたため、仏教をもとにしている法事との直接的なつながりはありません。したがって、本来であれば法事の日程を決める時に六曜を気にする必要はないのですが、ご親族の中には六曜を気にされる方もいらっしゃると思いますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

法事の日程を計算する方法とは?

法事の日程を決める時に重要なのが日程の計算であり、その際に基準となるのが故人様が亡くなられた日、つまり「命日」です(故人様が亡くなられた日は、「忌日(きにち)」「遠日(おんにち)」「忌辰(きしん)」とも呼ばれます)。

仏式での法事を例として、以下で法事の計算方法を見ていきましょう。なお、以下の例では分かりやすいように故人様が亡くなられた日を2021年9月1日としています。

法事名 故人様が亡くなられた日数・年数 法事の日程
初七日 数えて7日目 2021年9月7日まで
四十九日 数えて49日目 2021年10月19日まで
百箇日(※1) 数えて100日目 2021年12月9日まで
一周忌 1年後 2022年9月1日まで
三回忌 2年後 2023年9月1日まで
七回忌 6年後 2027年9月1日まで
十三回忌 12年後 2033年9月1日まで
十七回忌 16年後 2037年9月1日まで
三十三回忌(※2) 32年後 2053年9月1日まで

※1:百箇日は最近では省略される場合もあります。
※2:一般的に三十三回忌で最後の供養となる「弔い上げ」となります。しかし、最近では三十三回忌よりも前で弔い上げとすることも増えています。

法事の日程が決まった後の準備について

法事の日程が決まったら、法事に向けて色々と準備を進めていくことになります。しかし、実際に準備を進めていくにあたってどのような準備が必要となるのでしょうか。以下では、法事に向けて準備について見ていきましょう。

(1)司式者に依頼をする

法事の日程が決まったら、当日に読経をあげていただく司式者に依頼をしましょう。菩提寺がある場合はそちらに、菩提寺がない場合は近い寺院の司式者や面識のある司式者に依頼しましょう。司式者に心当たりがない場合は葬儀社に相談してみるとよいでしょう。

(2)招待する範囲と人数を決める

次に法事に招待する範囲と人数を決めましょう。法事はご葬儀と異なり、施主が参列者の方々を招待します。ご親族の他にも、故人様の知人・友人などもお呼びすることもあるため、しっかり招待する範囲と人数を決めましょう。

(3)会場の手配をする

次に法事を執り行う会場を手配しましょう。法事に関してはご自宅や菩提寺で執り行うのが一般的ですが、法事では会食(お斎)も行われますので、会場には司式者と参列者をもてなせる広さが求められます。そのため、参列者が多いようであれば、会場をセレモニーホールや葬儀式場、ホテルなども検討しましょう。

(4)案内状の準備と発送をする

法事の招待する方と会場を決めたら、次は案内状の準備と発送になります。会食を手配している場合は会食への出欠をとるために返信用はがきを案内状に同封しましょう。なお、法事をご家族やご親族だけで執り行われる場合、口頭で法事の日程を打ち合わせできるようであれば案内状を送る必要はありません。

(5)食事とお返しの手配をする

最後に食事とお返しの手配をしましょう。法事でふるまう食事は精進料理や懐石料理、仕出し弁当などが一般的です。なお、伊勢海老や鯛といった「おめでたい献立」が出されないように、食事を手配する際には注意しましょう。法事でのお返しについては、食品・消耗品などの消えものや日常生活でよく使用する実用品などを選ぶとよいでしょう。また、遠方からいらっしゃる方や重いものを持つのが難しい方のことを考えて、軽くて小さく、且つ日持ちがしてかさばらないものが好適でしょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
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