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命日ってどのように過ごせばいいの?持参するお供え物の注意点について


命日ってどのように過ごせばいいの?持参するお供え物の注意点について

故人様のことを思い出して、故人様を弔う日である「命日」。皆さんは、どのように命日を過ごすのか、お供え物はどうすればよいかなどをご存知でしょうか。大人になるとご親族や知人などの命日に関する行事に参列することが増えてきますが、意外にそれらについて分かっている方は少ないと思います。

この記事では、そもそも命日とは何なのか、そして命日のお供え物などについてご説明します。

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そもそも命日とはどんな意味?

命日とは、故人様が亡くなった年月日を指しており、「忌日(きじつ・きにち)」とも呼ばれます。命日(忌日)においては、ご親族や故人様と親交があった方に集まっていただき故人様のことを語り合ったり、思い出したりすることで、故人様を弔って過ごします。

そして、命日には「祥月命日(しょうつきめいにち)」と「月命日(つきめいにち)」とがあり、それぞれ意味や供養の仕方に若干の違いがあります。以下では、そんな「祥月命日」と「月命日」のそれぞれの意味や供養の仕方について見ていきましょう。

祥月命日とは?

祥月命日とは、故人様が亡くなったのと同じ月日を指します。例えば、故人様が7月30日に亡くなられたら、祥月命日は翌年以降の7月30日となります。

祥月命日では、故人様のご位牌があるお仏壇を綺麗にした上で食べ物やお花をお供えしたり、お墓参りをしたり、塔婆供養(とうばくよう)などを行います。なお、塔婆供養は人の形を模して作られたとされている塔婆に、作成した方の名前や日付などを記入し、お墓のそばに立てることで故人様を弔います。

また、祥月命日に執り行う供養の中でも節目に執り行う供養として「年忌法要」があります。年忌法要の中には一周忌や三回忌などがあり、そちらの方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか。年忌法要などについては以下の記事で詳細を取り上げております。ぜひご参照ください。

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月命日とは?

月命日は、故人様が亡くなったのと同日を指します。例えば、7月30日に亡くなられた場合であれば、毎月30日が月命日となります。月命日では、ご遺骨を管理しているご遺族などが主となります。

月命日では、祥月命日と同様に故人様のご位牌があるお仏壇を綺麗にした上で食べ物やお花をお供えし、お線香をあげるのが一般的となります。地域によっては、月命日にお墓参りを行ったり、ご自宅に司式者を招いてお経をあげてもらう「月参り」を執り行うこともあります。

命日に相応しいとされているお供え物

命日にお参りする場合、お供え物を持参していくのが一般的なマナーとなります。なお、お供え物は故人様からのお下がりとしてご遺族がいただくため、故人様だけではなく、ご遺族の都合や手間も考えた上で用意するとよいでしょう。

以下で、お供え物としてよくご利用される品物をまとめましたので、ぜひご参照ください。

(1)お菓子

お供え物の定番と言えるのが、お菓子です。故人様が好きであった物を選ぶのが好ましいですが、生菓子の場合、要冷蔵であったり、賞味期限が短かったりするので、できる限り控えましょう。

おすすめは比較的日持ちがして個包装になっている焼き菓子になります。洋菓子であればクッキーやカステラ、和菓子であれば羊羹やまんじゅうなどが人気になります。また、ご遺族の家族構成などを考慮してお子さんが多いようであればゼリーなどもよいでしょう。

(2)果物

果物も代表的なお供え物になります。選ぶ際には故人様が好きであった物や旬の物、傷みにくいものを選ぶようにしましょう。丸い果物は縁起がよいものとされているので、リンゴやメロンなどがよく選ばれます。なお、果物をお供え物として贈る場合、故人様との縁を切るという意味を避けるために、奇数になるようにしましょう。

(3)お花

故人様が花が好きであった場合、花をお供えするのもよいでしょう。お供え物として選ばれる花としては、和花であれば菊・シャクヤク・リンドウなど、洋花であればカーネーションなどがおすすめです。

なお、バラなどの棘がある花や香りの強い花、鉢植えについてはあまり相応しくないとされているためさけるようにしましょう。

(4)お線香

お供え物には消耗品であるお線香もおすすめです。ただし、お線香には香りが強いものや煙が出ないものなど様々な種類があるため、先方の好みが分からないようであれば香りが控え目で、煙があまり出ないものを選ぶのがよいでしょう。

お供え物にあまり相応しくないとされているもの

お供え物に関しては特に決まりがないとされているのですが、実はお供え物に相応しくないとされているものがあります。以下では、それらについて見ていきましょう。

肉や魚

肉や魚は「殺生」を連想させてしまうので、お供え物として相応しくないものとされています。もし、どうしてもこれらをお供え物としてお贈りしたいということであれば、カタログギフトにするとよいでしょう。

お酒

お酒は「お神酒(おみき)」としてお供えされますが、ご遺族がお酒を飲めないということもありますので、十分な配慮が必要になります。お酒を故人様もご遺族もお好きであれば問題ないのですが、重くてかさばるようであればやはり避けるようにしましょう。

かさばるもの・大きいもの・重いもの

かさばるものや大きいもの、重いものなどのスペースをとってしまうものに関しては、ご遺族の迷惑となってしまうこともあるため、できるだけ避けましょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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