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エンディングノートに書く内容とは?遺されたご家族を安心させる内容とは?


エンディングノートに書く内容とは?遺されたご家族を安心させる内容とは?

ご自身の終末期や亡くなられた後に、ご家族が様々な手続きを進めたり判断をする際に必要に必要となる情報を残すためのノートである「エンディングノート」。エンディングノートに記載する内容は、ご葬儀や資産についてなどが主な内容になりますが、記載内容が多岐にわたるためになかなか作業が進まないことも多いと思います。

この記事では、エンディングノートの書き方や注意点などについてご説明します。

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エンディングノートとは?

「終活ノート」とも言われるエンディングノートは、ご自身の死後に備えて記載するノートです。また、最近では若い方もエンディングノートを書かれることも増えてきました。この場合は死への備えに限らず、ご自身の成長につなげるためやご自身の今後の人生設計を立てるために書かれます。

なお、エンディングノートと類似したものに「遺言書」があるのですが、両者には様々な違いがあります。それについては以下の記事で詳しくまとめていますので、ご参照ください。

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エンディングノートのメリットについて

エンディングノートを記載することには数多くのメリットがあります。以下ではエンディングノートを記載するメリットに関してまとめましたので、ご参照ください。

(1)ご家族にご葬儀などの希望を伝えたり、想いを残すことができる

ノート形式であれば、ご自身が希望するご葬儀の形式やご葬儀のご会葬者などについて伝えたいこともより細かく残すことができます。他にも、亡くなられた後に引き継いでほしいことなどがあれば、それを代行していただくためにお願いをしてもよいでしょう。

また、ご自身の希望を伝えるだけでなく、ご家族に対してメッセージを残すこともできます。遺言書でも残せないわけではありませんが、エンディングノートであれば文字数や枚数を気にすることなく、ご家族一人ひとりにメッセージを書くことができます。

(2)人生の振り返りができる

エンディングノートには相続や財産に限らずに、ご自身のことや自分史について記載する部分もあります。それらを通じてご自身が今までどのような人生を歩んできたのかについて振り返ることができます。

また、エンディングノートを書くことでご自身の人生を振り返れば、残された人生をどのようにしたいのか、ご自身の死後はご家族にどうしてもらいたいのかなども明確に見えてくると思います。

(3)備忘録としても活用できる

終活のためだけでなく、日ごろの生活面でも役立つのがメリットの1つです。高齢になって忘れしまいがちなことも、エンディングノートに記入して残しておけば見返すことですぐに思い出せます。忘れしまいがちな情報をまとめておけば、どこにメモをしておいたのか悩むこともありません。

特に、ご自身しか知らないような情報を優先的に記入しておくとよいでしょう。例えば、ご友人の住所や連絡先、ご葬儀に会葬してもらいたい方などの情報になります。きちんと記録として残しておけば、ご家族にとっても役立つものになります。

エンディングノートに記載しておくとよい内容について

エンディングノートに関しては特に必須項目はないのですが、遺されたご家族のためのノートでもある以上、ご葬儀などの希望や身の周りのことなどを記しておきましょう。以下では記載しておくとよい内容に関してまとめましたので、ご参照ください。

(1)ご自身の基本情報について

ご自身の本籍地や年金証書といった基本情報を書いておくと、万が一の際にご家族が大変助かります。また、誕生から現在までの自分史やお好きな食べ物、趣味などを書くことでご自身を振り返ることで、残りの人生において何をすべきなのかが見えてくるのではないでしょうか。

(2)財産や資産について

保険の証書や年金証書、通帳・印鑑などの保管場所はご家族であっても知らないことがほとんどです。そのため、それらの保管場所をエンディングノートに書いておけばご家族が対応しやすくなります。

(3)身の周りのことについて

SNSなどのデジタル情報はIDやパスワードが分からないとずっと残ってしまいます。そのため、各アカウントで使用しているアドレスやID、パスワード、退会手続きなどをエンディングノートに書いておくとご家族も安心です。なお、ご自身が亡くなられた後のSNSのアカウントに関しては以下の記事で取り上げておりますので、是非ご参照ください。

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(4)医療・介護について

ご自身が末期の状態になったらご家族は延命措置などの決断を迫られることになります。ご家族の精神的な負担を減らすためにもその時の対応について決めておくことは大切です。また、認知症などで意思疎通ができなくなってしまうことも考慮して、介護の事や費用捻出などについてもエンディングノートにかいておきましょう。

(5)ご葬儀やお墓について

ご家族とご自身が亡くなられた時のことを話しづらいようであれば、ご自身のご葬儀やお墓のことなどについてもエンディングノートにかいておくとよいでしょう。

(6)遺言書や相続について

ご自身が亡くなられた後に残されたご家族同士でトラブルとならないように遺言を残してあるようであればその保管場所についてエンディングノートに書いておくとよいでしょう。

記事の制作・編集家族葬コラム編集部
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