株式会社家族葬
tel:0120-321-010
tel:0120-676-001

意外と知らない葬儀の知識やマナー、お悩みをわかりやすく解説・解決

知っておきたい家族葬

「ご愁傷様」とはどういう意味?正しい使い方や返答はどうすればいいの?


「ご愁傷様」とはどういう意味?正しい使い方や返答はどうすればいいの?

ご遺族にかけるお悔やみの言葉として一般的なのが「ご愁傷様です」になります。大切なご家族を亡くされたご遺族にかける言葉は非常にデリケートな上、ご葬儀のマナーはそう馴染みのあるものではないため分からないことが多いと思います。

この記事では、ご葬儀の際に使われる「ご愁傷様」という言葉の意味や使い方などについてご説明します。

コンテンツ

お悔やみの言葉はどんな時に使うのか

「ご愁傷様」のような弔事におけるお悔やみの言葉は、亡くなられた故人様を悼み、ご遺族を思いやるために掛ける言葉になります。ご葬儀の準備やご会葬者の対応などでお忙しいご遺族を慮って、基本的にごく短く簡潔に述べられます。

ご葬儀におけるお悔やみの言葉が使用されるタイミングとしては、ご遺族のもとに会葬者が訪れた時や受付で香典を受け取る時に使用され、「この度はご愁傷様です」が最もよく使われます。

焼香や会食の際などにご遺族のそばを通ったご会葬者がお悔みの言葉を掛けることもあり、いずれのタイミングであってもご会葬者がご遺族への思いやりの気持ちをもって哀悼の意を伝えします。

お悔やみの言葉を伝える際のマナーや文例については以下の記事で詳しく説明していますので、ご参照ください。

こちらもよく合せて読まれています。

お悔やみの際に迷わない、失礼がないようにするための「お悔やみの言葉」のマナーとは?

「お悔やみの言葉」は、訃報の連絡が入った時やご葬儀に参列する時に故人様を悼みご遺族を思...

詳しく見る

「ご愁傷様です」の正しい意味とは?

ご葬儀の場で述べるお悔やみの言葉として、最も頻繁に使用されている「ご愁傷様です」は、「愁」は憂いの心情、「傷」は痛みを表しており、「愁傷」は“心の傷を憂いています”という意味になります。つまり、「ご愁傷様です」という言葉は、「大切な方を亡くされて気の毒に思っています」という相手への同情や慰めを表しているのです。

「ご愁傷様です」の正しい使い方とは?

ご遺族にお悔やみの言葉を掛ける際は「この度はご愁傷様です」とお伝えします。なお、「この度はご愁傷様でございます」という表現をすれば、さらに丁寧な言い方となります。また、ご葬儀の場でなくとも、相手のご家族やご親族にご不幸があったのをその場で知った場合などでも、お悔やみの言葉として「ご愁傷様です」とお声がけしても問題ありません。

注意したい点としては「ご愁傷様です」が話し言葉の表現であるということです。文面で使用することは不適切となってしまいますので、注意しましょう。

「ご愁傷様です」に対する返答はどうすればいいの?

「ご愁傷様です」とご会葬者にお声掛けをしていただいたご遺族の一般的な返答の仕方は以下には以下のようなものがあります。

恐れ入ります

「ご愁傷様です」に対する最も無難な返答が「恐れ入ります」です。「恐れ入ります」には恐縮しているという意味を含むため、目上の方に対しても使用することができる返答になります。

<返答例>

  • ご丁寧に恐れ入ります。
  • 本日はお足元の悪い中を、遠方よりお越しいただきまして恐れ入ります。

ご丁寧にありがとうございます

「ありがとうございます」だけでは言葉が足りないと感じた場合は、「ご丁寧にありがとうございます」と返答するようにしましょう。目上の方への返答であっても「ご丁寧に」を付けることで、より敬意を表せます。

<返答例>

  • ご丁寧にありがとうございます。母の生前は大変にお世話になりました。
  • ご丁寧にありがとうございます。本日はご多用のところを佐藤様にお越しいただきましたこと、父もあの世でさぞ感謝していることと感じます。

「お心遣いありがとうございます」

「お心遣いありがとうございます」は、こちらに気遣ってくださったことに対して感謝を表す時に使用されます。香典をいただいた時や文章中で使用しても問題ありません。

<返答例>

  • お心遣いありがとうございます。
  • お心遣いありがとうございます。今頃故人もどんなに喜んでいることと存じます。

「生前はお世話になりました」

故人様が生前お世話になった方に対して、謝意を伝える際に使用されます。返答としては単独で使用することはせず、まず「恐れ入ります」「お心遣いありがとうございます」などと述べた上で続けましょう。

<返答例>

  • お心遣いありがとうございます。生前は母が大変お世話になりました。
  • 恐れ入ります。生前は祖父がお世話になりました。

「痛み入ります」

「痛み入ります」は、「あなたの親切や好意に恐縮しています」という意味を持ち、「恐れ入ります」よりもよりかしこまった印象の言葉となるため、相手との関係が近い場合には「恐れ入ります」の方がより相応しい返答となります。

<返答例>

  • ご丁寧に痛み入ります。
  • ●●様のお気持ち、誠に痛み入ります。
記事の制作・編集家族葬コラム編集部
インターネット葬儀社が一般的になり、さまざまなトラブルが起こる昨今。
間違えのない葬儀社の選び方や注意点をはじめ、さまざまな葬儀の知識・マナーを分かりやすくお伝えします。

初めての方へ

プラン

家族葬が可能なエリア

葬儀の知識

トピックス